ふっと立ち止まり優しい心持ちにつつまれる、
そんな小さな癒し空間づくりに真剣に取り組みます。
四季折々に花を愛でる心は、古くは万葉集にも詠われ、時代の流れの中で
形を変えながら受け継がれてきた、日本の文化に深く根ざしたものです。
生活空間の西洋化とともに世界中の花々が身近となり、ガーデニング流行りの昨今ですが、
それも私たちが花や自然を慈しむ文化を持っているからこそではないでしょうか。
環境問題が声高に叫ばれる昨今、日々の生活に癒しと潤いをもたらすのは
庭先や街路を彩る花々だと信じています。
暮らしの場を、豊かで調和のとれた場所にするための確かな技。
わたしたちの仕事は小さな自然たちの声にならない声に耳を傾けることから始めています。